watari開発 – Advent201925 – Merry Christmas!

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final stage: サンタクロースになろう!

 
あなたはプレゼントをもらう側の人間だろうか。
それとも、与える側の人間だろうか。


 
「プロダクト開発」を考える上で毎日自問していたことがある。

 

「どうやったら、熱量を込められる、良いモノが作れるのだろう」

 

自分で作ったモノの中でも熱量を込めて作れたものはあまり多くはない。
書いているのが好きだからひたすらに書いていたら気付いたら出来上がっていた。
という状態になることの方が多い。

しかし、先人たちはよくこう言っている。

 
 

「自分自身の、尻に火がついている課題を解決するモノを作れ」

 
 

と言われてもだ・・・、私には良く分からないのだ。
良く分からないということが良く分かっているのでずっと自問しているのだ。

そして、実は世の中のモノに対して困っていることはほぼないと思い始めた。

だから多くのものが「それあったらいいな」かのように私の目には映る。
そのせいか困っていても尻に火がつくほどではない。

 

AirPod Proが出た。買おうかなと思っている。
でも別に自宅にもイヤホンは転がっている。

mercariが出た。ちょっとものを売ってみる。
でもそれが存在しなかった時にはBOOK OFFにでも売ればよかったのだ。

Netflixが流行っている。もちろんそこでしか見れない動画もある。
でも無ければ無いで見ないだけで、本もあるしコーディングもしている。

 

世の中にはたくさんのサービスが存在する。
もちろんそれを使うユーザーもそれ以上に多くいる。

私も何かを使って生きている。
別に裸一貫でジャングルにいるわけでは無い。

だから何かしらに自分も困っているはずだと思っていた。
無理やりに課題を見つけて解決しようとしていた。

 

でもどうやら違うようだ。

 

人にはそもそも「富を与える力」と「好奇心」が備わっている。多分。

富は自分が与えられる何かであって有限では無いし金銭でも無い。
自分が相手に与えられるモノであればなんでも富だ。

人の話を聞く、舞台で演劇をする、プロダクトを作る、プロダクトを提供する、
料理をする、ただそこにいるだけ、でも富となり得るかもしれない。

好奇心は未知なるモノに対する興味・関心であり、
人が発展する要因として大切なモノの一つだ。

自転車で転ぶ恐怖と乗れた時のワクワクとした好奇心。
出不精な自分と変わった土地に旅行する時の好奇心。
辛い状況下でも耐えうるくらいの打ち勝つ心。

 

それら2つの要素の掛け算によって

「〇〇さんの辛い状況をどうにかしてあげたい、自分なら何かできる」
「〇〇さんに楽しそうな状況を作ってあげたい、自分なら何かできる」

という想いが作られる。
〇〇さんは自分に置き換えても良いし、妻、兄弟、親、友人、誰でも良い。

 

プロダクト開発だと途端に分かりにくくなるが、

「妻に内緒でプレゼント」
「旅行先からの友人へのお土産」
「悩んでいる兄弟の相談に乗る」
などを考えると分かりやすいのではないだろうか。

 

自分を含めた誰かに対する
「〇〇さんの辛い状況をどうにかしてあげたい」
「〇〇さんに楽しそうな状況を作ってあげたい」
というポジティブな想いが

長く疑問だった
「どうやったら、熱量を込められる、良いモノが作れるのだろう」
への自分なりの解であり、考えるスタート地点と捉えて良さそうだ。

 

「こうしてあげたい」が与える側の思想。
「あったらいいな」は受け取る側の思想。

こういうモノあったらいいな。便利だ、問題解決できそう。ではなくて、
自分にとって楽しそうな状況を作ってあげたいからこういうモノを作ろう。

といった感じで考え始めるととてもシンプルで分かりやすい。

 

watariに対して考えると、
別に私達自身は「旅ブロガー」や「バイヤー」になりたいわけではない。
記事を量産して見せるのであれば旅をしながらブログをひたすら書けばいい。

のだけど少し違うのだ。

端的に言うと
多くの人が旅に出るきっかけとなってほしい。その方が生きていて楽しいから。
そのためのシステムを構築するスキルやマインドが自分の富。
ではないかなと。

なので、まずは旅のログを簡単に書けるようにサービスを構築する。
相手は閲覧者ではなく私を含めた旅行者自身なのだ。

と言う話を塚にしたら自分へのしっくり感があった。

ECサイトで物販をしたいのではなく、
商品をネット上で販売したい人を助けるためにECマーケットプレイスを構築する。

みたいな話だ。

これからも引き続き開発をしていこう。


今日はクリスマス。

誰かに何かをプレゼントする時にきっと考える
「こうしてあげたい」とか「喜んでもらいたい」という気持ち。

この気持ちを持てるのであれば、
誰でもプロダクトやサービスの開発はできるのだと思う。

その気持ちさえ忘れなければ
誰かのためのサンタクロースとして
価値のあるものを作りあげることができるのではないだろうか。

という感じで締めさせていただこう。

アドベントカレンダー2019 終わり